顎ニキビを根本治療!市販漢方薬の主な種類と効果

顎ニキビを薬で治すことを考えているなら、漢方薬のことも知っておくと、治療の選択肢の幅が広がります。

今回は、市販品の漢方薬の主な種類と効果をご紹介します。

知ってる?漢方薬の本当のこと

漢方薬の存在を知っていても、実際には使ったことがなかったり、なんとなくで使っているけどよくわからない、という人も多いのでは?

まずは漢方薬の特徴を把握しましょう。

病気ではなく「個人」に処方する

漢方薬は、症状や病名が同じでも、ひとりひとり処方が変わります。個人がもつ抵抗力やそれにともなう体力に合わせたものを処方することで、効果を発揮することが出来ます。

漢方というと中国のイメージがあるかもしれませんが、日本の伝統医学です。日本の風土に沿って発展したものなので、もともと日本人の体質に合っていると言えます。

天然の生薬を2種類以上で漢方薬

漢方薬の原則は、2種類以上の生薬の組み合わせです。漢方医学に基づいた、細かな条件があり、正式な治療効果のある医薬品として認められています。

漢方薬は食前の空腹時に服用します。それは、複数の天然生薬と、胃の中の食品が混ざることで、効果が薄れてしまうからです。

医薬品として、用法・用量を守って使用するということを、忘れてはいけません。

多くの人が誤解してる!副作用は「あります」

生薬成分でできているからといって、副作用が無いと思っている方は多いです。漢方薬にも、副作用はあります。

副作用が起きる原因は、体質に合わない漢方薬を服用した場合です。また、卵や牛乳にアレルギーがあるように、生薬にアレルギーをもつ人もいます。副作用は、食欲がなくなる、熱やじんましんが出るなどがあり、まれに重い間質性肺炎を起こす場合もあります。

ではなぜ、漢方薬は副作用が無いという誤解が生まれているかというと、西洋薬に比べて軽症で頻度も少ないことが理由です。

漢方薬のメリット・デメリット

顎ニキビを漢方薬で治療するには、メリットとデメリットを把握して、上手に活用しましょう。

メリット

 

ステロイドの副作用が無い

ニキビの治療に処方される薬の中に、効果の高いステロイド剤があります。ただし、ステロイド剤は長期にわたり使用すると、皮膚が薄くなるなどの副作用のリスクが高まる薬でもあります。

顎ニキビが長期化してきたら、漢方薬に治療方法を変更している人は多いです。

体質から根本改善

漢方薬は問診や診察から、その人の体質にあった処方をします。顎ニキビだけでなく、原因となる体の不調を見つけ、本来の健康な状態に徐々に導きます。

デメリット

効果を感じるまで時間がかかる

顎ニキビ自体に効果を実感するには、早い場合は3日~1週間となります。しかし、体質をしっかり改善していくには、1年半以上治療を継続する必要があります。

体に負担をかけないペースで、体質を変えつことが、漢方薬の目的のため、時間はかかるものです。

体質に合わないと副作用がある

前述したように、漢方薬にも副作用があります。

ただ、アレルギーでなければ、予防方法はあります。漢方薬は体質に合わせて選べば副作用を防ぐことができます。アレルギーが心配な方は、漢方を取り扱う医師に相談してみることをおすすめします。

顎ニキビの根本原因から選ぶ!漢方薬

顎ニキビの治療におすすめの、主な漢方薬をご紹介します。

婦人科系の悩みがある人

顎ニキビの原因に、婦人科系器官の不調があります。顎ニキビに加えて、月経不順や生理痛などの悩みを抱えている人に向けた漢方薬があります。

加味逍遥散

カミショウヨウサン。虚弱体質の女性の、更年期障害、冷え性、月経不順、便秘などの症状に対して用いられます。女性ホルモンの乱れが原因の顎ニキビを改善します。

当帰芍薬散

トウキシャクヤクサン。体力の低下した人の、生理トラブル、冷え性、むくみ、めまい、シミ、ニキビの症状に対して用いられます。ホルモンバランスに作用する生薬を多く含み、「当帰(トウキ)」が肌の末梢血管まで拡張し、血の巡りを改善します。当帰には、抗炎症、抗アレルギー作用があるので、肌トラブルのケアに使われることの多い生薬です。

桂枝茯苓丸加薏苡仁

ケイシブクリョウガンカヨクイニン。体力中等度以上の人の、月経不順、血の道症、ニキビ、シミ、手足の荒れなどの症状に対して用いられます。体を温め、余分な水分を排出させることで、体の巡りを良くして、ニキビの原因である毒素を溜めないようにします。

桃核承気湯

トウカクジョウキトウ。体格も体力も充実した人の、便秘、更年期障害、月経不順、生理痛、腰痛などの症状に対して用いられます。顎ニキビの原因である女性ホルモンの乱れと、便秘を改善します。

顎以外にもニキビができやすい人

肌荒れが多く、顎に限らずニキビがあちこちにできる人は、肌に毒素が溜まりやすいことが多いです。肌質の改善を目指しましょう。

荊芥連翹湯

ケイガイレンギョウトウ。体力中等度以上の人の、慢性副鼻腔炎、蓄膿症、咽頭炎、ニキビの症状に対して用いられます。発汗を促したり、抗菌、解熱、鎮痛作用があり、当帰の抗アレルギー作用で、肌や体の毒素や炎症反応を改善します。

十味敗毒湯

ジュウミハイドクトウ。体力中等度以上の人の、アトピー性皮膚炎、ニキビ、おでき、主婦湿疹、発疹、水虫、蕁麻疹の症状に対して用いられます。化膿性皮膚疾患や急性皮膚疾患の初期におすすめです。

清上防風湯

セイジョウボウフウトウ。比較的体力がある人の、ニキビ、おでき、発疹の症状に対して用いられます。抗菌、抗炎症作用と利尿作用によって、溜まった毒素を排出させます。

体質に合わせた漢方薬で体質からニキビを改善

今回ご紹介した漢方薬は、実際には100種類以上ある中のほんの一部です。医師や漢方薬局で相談することで、より症状や体質に合った漢方薬を見つけることもできます。

実際、自分は体力があると思っていても、問診の結果違ったり、その逆の場合もあります。初めて使用するなら、かならず問診を受けて処方してもらいましょう。

顎ニキビは、体の不調のサインの場合もあります。自分の体質を知ったうえで、根本から改善し、顎ニキビができない体を作りましょう!

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